「―大丈夫、絶対に見つける」
それだけで妙に安心してしまうのは何故なんだろう。
ユウリの断言する言葉を聞いた僕は―なんだか無性にユウリに会いたくなってしまった。
不謹慎だって言われるだろうか。
でも会いたいものは仕方ない。
幸いなことに、ユウリの宣言通りそう時間はかからずに兄は発見され、事故にあったらしいけど、週末にはすっかり回復していた。
それで、思わず連絡がついた時に、雑誌を挿し入れすると言ってみた。
―本当の思惑はすっかり観通されていたけれど、それはそれでもいい。
ついでに学校に寄りたいと言ったら、ちょっと驚いていた。
そんな兄の顔を想像して、少しいい気になってみる。
「ちょっと、アンリ!!絶対に伝言忘れないでよね!」
「そうよ、私達、ユウリにも会いたかったんだから!」
お兄様が帰ってくるのはもちろん嬉しいけど。
「解ってるよ、ちゃんと伝えるから」
背後で騒ぐ双子を宥めながら、やっぱりちょっといい気分だった。
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「微笑ましい話」を目指しました・・・そのはずです(笑)18巻のエピローグで、アンリが学校に来ると聞いて
思いついた話。きっと偶然ユウリと電話で話せたので会いたくなったんだ!・・・と(爆)
―事実っぽいですよね?ね?